20世紀を代表する女優の魅力に迫る写真展「オードリー・ヘプバーン」(京都新聞など主催)が13日、京都市下京区の大丸ミュージアム京都で始まった。真っ白なシャツや黒いミニドレス、主演映画を機に世界中でブームになった「サブリナパンツ」の姿でチャーミングな表情を見せるオードリーに、初日から大勢の女性客が熱い視線を送った。
映画「ローマの休日」でハリウッドデビューし、2作目の「麗しのサブリナ」も大ヒットして女性たちの憧れとなったオードリーのファッションに焦点を当てた展覧会。デビューから黄金期を取材した2人の米国人写真家の作品を軸に約120点を展示した。
会場では、親交のあったブランド「ジバンシィ」のドレス姿、スカーフや帽子を印象的に着こなした写真も紹介。長年のファンという京都市中京区の主婦福永順子さん(66)は「ギンガムチェックのシャツみたいなシンプルな服でも、すごくすてき」と話していた。25日まで。有料。