(高雄 20日 中央社)南部・高雄市は19日、環境に優しい交通手段「エコモビリティ」を紹介する「エコモビリティ世界フェスティバル」の10月1日の開幕に先立ち、記者会見を同市内で行った。陳菊市長は、近年、交通の低炭素化を進めてきたことに言及し、スマートシティーへまい進する高雄をぜひ体験しに来てほしいと来訪を呼び掛けた。
同市南西部の「哈瑪星」(ハマシン)エリアは1カ月に及ぶ開催期間中、自動車通行が制限され、エコモビリティ体験スペースとなる。市はエリア内の住民に公共交通機関や自転車シェアリングなどを無料で利用できる「浜線カード」を配布。市民に自動車やバイクなどの代わりにエコモビリティを利用するよう呼び掛けている。
同フェスは隔年で行われ、高雄は南アフリカ・ヨハネスブルグ、韓国・水原に続く3都市目の開催地。陳市長によれば、関連する展示会なども行われる予定で、50以上の都市から首長や代表者が訪れるという。