(金門 25日 中央社)離島・金門で300年以上前から伝わる中秋節(今年は10月4日)の伝統のサイコロ遊び「博餅」をテーマにしたイベントが20日、金門県内で始まった。来月4日までの期間中、観光客を対象に博餅の体験が行われるほか、県内各地の観光案内所ではくじ引きやスタンプラリーが実施される。
博餅ではサイコロによって今後1年の運勢を占う。戒厳令下に風習は一度は消えたものの、近年は伝統行事の振興や地域観光発展を目的に観光イベントとして行われるようになり、政府や主催の金門県が普及に力を入れている。
20日にはイベントのPRキャラクターを務める有名司会者の徐乃麟さんが、開催期間中に催行される無料バスツアーに参加し、列嶼の戦争遺跡などを巡った。