(花蓮 25日 中央社)中華民国の建国記念日「国慶節」(10月10日)恒例の花火大会は、今年は東部・台東県で開催される。国慶準備委員会主任委員を務める蘇嘉全立法院長(国会議長)は25日、花火大会実施によって、昨年台風被害を受けた台東の観光復興を図り、産業や経済の発展につなげられればと語った。
蘇院長はこの日、黄健庭台東県長らととも、県内で開かれた国慶節花火大会の始動記者会見に出席した。
花火の目玉は初となる24インチの玉。上空550メートルまで打ち上がり、開いたときの大きさは半径400メートルにもなるという。36分間にわたり、2万2000発の花火が夜空を彩る。
花火大会に合わせ、10月6日から11日にかけて県内では熱気球の光のショーやコンサート、先住民の音楽ダンス大会などの関連イベントが開催される。