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蔡総統、憲政改革に意欲 各党党首に話し合いへの参加呼び掛け/台湾

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10日の国慶節祝賀式典の(手前左から)蘇嘉全立法院長、蔡英文総統、陳建仁副総統



(台北 11日 中央社)蔡英文総統は国慶節の10日、総統府で行われた式典で演説を行い、昨年5月の就任以来初めて、各政党の主席(党首)に対し憲政改革に向けた話し合いへの参加を呼び掛けた。これに対し、各野党はそれぞれ異なる立場を示している。

蔡総統は演説で、改革に対する姿勢を改めて強調。台湾の民主と自由のさらなる発展や国際参加などに触れながら、演説終盤で式典に出席していた各党の主席に対し「未来の憲政改革推進の過程で、皆さんと意見を交換できることを望んでいる」と語り掛けた。

最大野党、国民党の呉敦義主席は同日午後、取材陣に対し、話し合いの形式や内容が決まるのを待ちたいとした上で、「適切であれば、拒否はしない」と答えた。親民党議員団は書面で、党首間の話し合いは「長い間、蔡総統に進言し続けてきた提案がやっと受け入れられた」とし、内部の論争を解決するスタート地点だと対話の参加に前向きな態度を示した。だが、話し合いに応じるかどうかの最終的な判断は形式やテーマが定まってからにしたいとし、現時点での明言は避けた。

時代力量の黄国昌主席は、実現への期待を示し、憲政改革に向けて共に努力していくとコメントした。

蔡総統は9月末に行われた与党・民進党の全国党代表大会(党大会)で、憲政改革について、選挙権付与年齢の18歳への引き下げなどが実現されていないことに言及。改革に向けて党内での話し合いなどを進めると宣言した。


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