中華民国陸上協会の蔡辰威理事長(右から2人目)から
認定証を受け取る朱立倫新北市長(左から2人目)
(新北 28日 中央社)新北市北東部の沿岸部を走る「新北市万金石マラソン」が、世界の主要ロードレースをランク付けする国際陸上競技連盟(IAAF)の制度で「シルバーラベル」に認定された。台湾の大会としては初。26日に中華民国陸上協会の蔡辰威理事長から認定証を受け取った朱立倫市長は、シルバーラベルの獲得はスタッフだけでなく出場選手にとっても栄誉であり、新北市民、特に地元住民の誇りだと喜びを示した。
国際陸連は選手の出場資格やドーピングコントロールの厳格さ、テレビ中継など大会の規模や質に応じ、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で格付けを実施。シルバーを獲得するためには、ブロンズよりも厳しい基準を満たす必要がある。
蔡理事長によれば、次回大会では救護所を設置する間隔を今年の2.5キロから1.5キロに縮めるほか、自動体外式除細動器(AED)も配置し、選手がより安心して参加できる環境を整える。
次回大会は来年3月18日に開催される。