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「京の七夕」に4会場追加 願いを書いた短冊は五山の送り火でおたき上げ

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五山の送り火の一つ、東山如意ヶ嶽の「大文字」


七夕伝説をモチーフに8月に市内で行われる催し「京の七夕」に4会場が加わった。

 2010年に始まった同イベントは、旧暦の七夕に合わせて堀川と鴨川で行われ、ライトアップと伝統工芸を組み合わせたアートで夜に楽しむ企画を中心とした取り組み。今年は梅小路公園周辺や岡崎公園エリア、北野天満宮や上七軒などを含む北野紙屋川、二条城の4会場が加わった。そのほか寺院や神社、門前町や商店街などで七夕装飾や関連イベントで盛り上げる。

 北野天満宮では8月12日~14日、国宝御本殿を特別公開し、御神宝・御装束の展覧も行う。二条城では初公開となる二之丸庭園ライトアップを実施。梅小路公園では親子向けのイベントを中心に展開し、正道会館空手最高師範の角田信朗さんによる「体育教室」も行われる。

 岡崎公園エリアでは、「岡崎プロムナード星の響宴」としてライトアップや音楽イベントを実施。関連企画として、京都府立図書館では京都大学連携の最新研究に基づき宇宙を立体映像と研究者の解説で楽しむ「4次元デジタル宇宙シアター」を上映。浴衣姿の京都府立大学の学生らによる図書館にちなんだ笹(ささ)飾りも用意する。

 「1年に1度、願い事をする」という七夕にちなみ、全国から「願い」も募集。寄せられた願いは、8月16日の五山の送り火や清水寺などでおたき上げされる。各会場では「京の七夕 絵はがき短冊」(100円)を販売し、売り上げの一部は東日本大震災と熊本地震の復興支援に寄付する。

 開催時間や参加料は会場により異なる。




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