2018年2月23日、中国メディアの観察者網はチェコの自動車メーカーでフォルクスワーゲン傘下のシュコダが台湾を国扱いしていたと伝えた。
記事は、ホテルチェーンのマリオット・インターナショナルがホームページ上で台湾を国扱いしていたことが問題となったばかりだが、今度はシュコダが台湾を国扱いしていることを中国のネットユーザーが発見したと紹介した。
観察者網の記者が調べてみたところ、公式ホームページ上の各国の公式ホームページへのリンクページで、台湾が国として扱われているという。また、試乗サービス提供国の一覧でも、台湾が国として扱われていた。
記者がさらに調べたところ、ほかにも問題を発見。公式ホームページの地図では、蔵南地区がインドに属していることになっており、アクサイチンは黒く塗られて中国には属していないことになっていたという。
観察者網はこれらの件についてシュコダに問い合わせているが、現在のところシュコダからの返答はないという。
記事は、マリオットホテルなどの有名な多国籍企業は、問題発覚後に真意か建前かは別として、誤りを認めて謝罪していると指摘。しかし、中国人としては、外国企業が中国でビジネスを行い中国人のお金をもうけているのに、なぜ国境をめぐる問題が頻発しているのかということであり、こうしたことはいったいいつになったら終わるのだろうと記事を結んだ