入学試験に臨む受験生たち
(25日午前9時10分、京都市左京区・京都大)
国公立大の2次試験前期日程が25日、全国の大学で始まった。165大学570学部に25万7862人が志願し、募集人員に対する倍率は3・2倍と昨年並み。京都と滋賀では、10大学で約1万5千人が、春を目指して試験に挑んだ。
京滋最多の7861人が志願した京都市左京区の京都大では周辺に予備校関係者が陣取り、受験生を激励。保護者に付き添われたマスク姿の受験生たちは、緊張した面持ちで試験会場に入った。午前9時半から国語の試験に取り組んだ。
昨年の入試で物理の問題にミスが発覚した京大は、問題をチェックする回数を増やすなど再発防止に努めた。
後期日程は3月12日以降に京大や滋賀大など141大学446学部で、中期日程は8日以降に17大学22学部で実施される。