ガッツポーズの戴資穎選手
(台北 19日 中央社)バドミントンの全英オープンは18日、英国のバーミンガムで女子シングルスの決勝戦が行われ、世界ランキング1位の戴資穎(台湾)が世界2位の山口茜(日本)を2-0で下し、前回大会に続く連覇を果たした。同大会の女子シングルスの連覇は11年ぶりで、台湾人選手としては初。
戴と山口の直近10試合の対戦成績はともに5勝ずつでほぼ互角。この日の第1ゲームでは、互いに得点を奪い合う一進一退の攻防が続いたが、20-20の同点となったところで戴が2得点し、接戦を制した。続く第2ゲームでは、戴が序盤から優勢に進め、勢いを保ったまま21-13で勝利した。
快挙を成し遂げた戴に蔡英文総統は19日未明、フェイスブックを通じて祝福の言葉を贈り、世界の頂点を争う戦いを制したことをたたえた。