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平安京を千分の1に復元 京都、模型全景を初公開へ

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平安京の復元模型 


平安建都1200年を記念して作られた平安京の復元模型の全景が、京都市中京区の市生涯学習総合センター(京都アスニー)で常設展示されることになり、19日に報道陣に公開された。これまでは洛中や東山など模型の半分の範囲のみ展示していたが、神護寺、大覚寺などを含め、約400年続いた都を一望できるようになる。22日から一般公開する。

 模型は1994年、歴史、考古、建築、地理など各分野の専門家の考証で作られた。千分の1の大きさで、南北10メートル、東西11メートル。新たに常設展示されるのは仁和寺や大覚寺、神護寺など平安京の西や北側の範囲。平安京以前に創建されたとされる上賀茂神社や松尾大社、広隆寺を見ることができる。洛北や洛西の山並みも再現する。

 2005年から模型の一部を展示してきたが、広く市民の目に触れるようにしたいと、全景を常設で公開することを決めた。模型製作に携わった市歴史資料館の宇野日出生主任研究員(62)は「平安京が盆地の中に作られた壮大な都だったと実感してもらえるはず」と話している。

 22日は午後2時10分からオープニングセレモニーを行い、同2時40分から研究者による解説を聞くことができる。


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