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米国対台湾窓口新庁舎は「台米関係の強固さ象徴」=米駐台代表

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米国対台湾窓口新庁舎は「台米関係の強固さ象徴」=米駐台代表


米国在台協会台北事務所のキン・モイ所長(左) 

(台北 1日 中央社)米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所のキン・モイ所長(大使に相当)は1日までに中央社の取材に応じ、台北市内に6月中旬、落成した同事務所新庁舎について、台湾と米国の関係の強固さを象徴していると語った。海外の駐台機関の施設を一から建設するのは今回が初めてだとし、台湾を重視する姿勢を強調した。

モイ所長は、AIT設立から約40年が経過したことに触れ、台湾と米国双方の関係は長い間発展を続けてきたと指摘。米国が2億5500万米ドル(約277億円)を投入して建設した新庁舎は、米国の台湾支持を表す具体的な象徴だとし、今後も長く存在し続けるだろうと語った。

また、3年間にわたる台湾での在任期間中、台湾を支持する米国の姿勢を人々に広く知ってもらうことに尽力してきたと紹介。台湾各地への訪問や交流サイト(SNS)での発信などを積極的に行ってきたという。

だが、米国が中国大陸との交渉の中で台湾を犠牲にするのではないかとの懸念は依然台湾でくすぶっている。モイ所長は重要な問題に懸念の声は付き物だとしながらも、米国政府内で台湾を軽視するような発言や台湾政策の方針変更を唱える声は一切聞いたことがないと述べた。

同氏は2015年、同所所長に就任。アジア太平洋地区との外交関係に精通し、中国語も堪能。間もなく退任し、新所長には同所副所長を務めた経験を持つブレント・クリステンセン氏が就任する。


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