西日本豪雨の被災者を助けたい 台湾の果物農家がチャリティー販売
チャリティー販売会の様子
(台北 21日 中央社)台北市内の産直市場で21、22両日、西日本豪雨の被災地への寄付を目的にしたチャリティー販売会が行われている。販売品は北東部・宜蘭県で農業を営む林庭財さんが提供した約900キロのドラゴンフルーツで、初日の21日に5万1000台湾元(約18万5600円)を売り上げた。売上金は全額、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会を通じて被災地に届けられる。
20年以上の果樹栽培経験を持つという林さんのドラゴンフルーツは今年、宜蘭の品評会で3位を獲得したほどの高品質。同地も台風が多く、豪雨被害に悩まされてきたと語る林さん。日本の水害をわが事のように感じ、寄付を決意したという。自身が率先して行動に出ることで、手を差し伸べる人が増えることに期待していると語った。
農糧署東区分署は同日付の報道資料で、近年日台双方が災害時に見せてきた助け合いの精神は、互いの国民感情を深く結び付けると記し、被災地の復興と日台関係の深化に期待を寄せた。
チャリティー販売会の様子
(台北 21日 中央社)台北市内の産直市場で21、22両日、西日本豪雨の被災地への寄付を目的にしたチャリティー販売会が行われている。販売品は北東部・宜蘭県で農業を営む林庭財さんが提供した約900キロのドラゴンフルーツで、初日の21日に5万1000台湾元(約18万5600円)を売り上げた。売上金は全額、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会を通じて被災地に届けられる。
20年以上の果樹栽培経験を持つという林さんのドラゴンフルーツは今年、宜蘭の品評会で3位を獲得したほどの高品質。同地も台風が多く、豪雨被害に悩まされてきたと語る林さん。日本の水害をわが事のように感じ、寄付を決意したという。自身が率先して行動に出ることで、手を差し伸べる人が増えることに期待していると語った。
農糧署東区分署は同日付の報道資料で、近年日台双方が災害時に見せてきた助け合いの精神は、互いの国民感情を深く結び付けると記し、被災地の復興と日台関係の深化に期待を寄せた。