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かつての駐屯兵たち、金門を再訪 空港で軍歌響かせる 砲戦60周年

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かつての駐屯兵たち、金門を再訪 空港で軍歌響かせる 砲戦60周年


金門県を再訪するかつての駐屯兵ら 

(金門 23日 中央社)国共内戦の最前線となった離島・金門で21日、約40年前に同じ大隊に所属していた退役軍人31人が尚義空港で軍歌を高らかに歌い上げた。その姿に足を止め、歌声に聞き入る通行人も多く見られた。

中国大陸からの砲撃を機に始まった「八・二三砲戦」(金門砲戦)開戦から60年目を迎える今年、金門県政府はかつての駐屯兵たちの同県再訪を促すイベントを7月1日から12月25日まで開催している。期間中に訪れた退役軍人には、地元の名産コーリャン酒が1本贈呈されるということもあり、多くの元兵士が金門を再訪し、若き日に思いを馳せている。

この日、同県を訪れた31人は1980年から1982年の間に「643営(大隊)」に所属していた退役軍人。営長を務めていた白海勤さんの呼び掛けで台湾各地から金門に集まった。退役してからすでに3度金門を訪問しているという白さん。金門で最も懐かしく感じるのは、地元の人々の温かさだと話した。

団体ではなく、個人で訪れた元兵士もいる。金門を離れてから53年間、同地を訪れていなかったという洪末雄さんは、友人らに車椅子を押されながら、当時の臂章(ひしょう)や除隊証明書を誇らしげに報道陣のカメラに向けた。


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