(南投 29日 中央社)旧正月を迎えた28日、金運の神様として知られる南投県竹山鎮紫南宮で、今年の干支(えと)の酉(とり)が描かれた「銭母」と呼ばれるお守りが配布され、ご利益を授かろうとつめかけた5万人が受け取った。
毎年徹夜組が出るほどの人気で、今年は健康面や近隣住民への影響を危惧した紫南宮が、1月22日以前の行列を禁止に。配布時には数キロにおよぶ長蛇の列が出現し、にぎわった。
先着2000人には金の卵を模したくじ付きの記念品が銭母と合わせて渡され、純金でできた古代中国の貨幣「金元宝」を引き当てた市民は「当たった」と喜びを爆発させた。