鄭文燦氏(中)=桃園市政府提供
(台北 19日 中央社)桃園市忠烈祠で18日、日本のNPO法人育桜会などによるカワヅザクラの贈呈・植樹式が行われた。出席した鄭文燦・桃園市長は、同市内に残る日本統治時代に建設された建物群などと合わせ、若者や観光客を引きつけ、台湾の歴史に理解を深めてもらいたいと語った。
同地は日本統治時代に桃園神社があった場所として知られる。戦後には台湾各地に残っていた神社の大半が壊された中、当時の社殿がそのまま残されている。
育桜会の松澤寛文副理事長は、友好関係のさらなる強化に期待を寄せた。