台湾・蘋果日報によると、20日正午ごろ、台北市の松山空港で日本人乗客の手荷物から大量の現金が発見された。
記事によると、全日空NH852便に搭乗する予定の日本人乗客の手荷物から、日本円、米ドル、シンガポールドルなど、合わせて約1000万円の未申告の現金が見つかった。台湾の航空警察局は「外為管理条例」に基づき、そのうち約888万円を没収したという。
台湾の税関当局は、出入境の際に大量の外貨を所持している場合は必ず申告するよう呼び掛けている。また、台湾では6月28日より規定がさらに厳格になり、10万台湾ドル(約37万円)以上の現金や金などを持ち込み・持ち出しする場合は申告が必要になる。