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「日本と同じ味を」 博多ラーメンの一蘭、台湾店を現地メディアに公開

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(台北 6日 中央社)博多ラーメンの「一蘭」(福岡市)は6日、台湾1号店が台北市内に15日にオープンするのに先駆け、メディアに向けて店内を公開した。「日本と全く同じ」にこだわり、日本の麺職人を常駐させるなどしてラーメンの味を保つほか、独特の座席カウンターなど日本で採用しているシステムをそのまま踏襲。同社の海外広報担当者は、お一人様でも楽しめるエンターテインメントとして一蘭を台湾の人に体験してもらいたいと意気込みを示した。

一蘭の海外進出は香港、米国に続き3カ国・地域目。広報担当者によると、日本の店舗に来店する外国人客のうち、台湾人が最も多く、以前から台湾への出店を考えていたという。物件探しを続けた末、デパートが多く立ち並び、台北の流行の最先端とされる信義区での出店を決めた。この場所から一蘭の味を発信していければと同社は期待する。

台湾には一風堂やらーめん山頭火をはじめ、日本のラーメン店が多数進出。今年4月にはラーメン店として世界初のミシュラン一つ星を獲得した「JapaneseSobaNoodles蔦」も台北市内に店舗を構えた。日本のラーメン店がしのぎを削る中、一蘭の強みは席の間に仕切りを設け、周りを気にせずにラーメンを楽しめる「味集中カウンター」だと姚宣儀台北本店店長は話す。また、品質管理のため直営店として運営し、オープンからしばらくは日本人店長も常駐させる。スープは日本から空輸するという。

一蘭の台湾進出を巡っては、昨年4月に台湾の一部メディアで報道が出て以来、出店時期や場所に高い注目が寄せられていた。6、7日の2日間にわたって行われるメディア向け試食会には合計60社以上のメディアが参加予定だという。
天然とんこつラーメンは288台湾元(約1050円)。
 

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