(高雄 28日 中央社)高雄市中心部を環状に結ぶ高雄ライトレール(軽軌、LRT)の高雄展覧館-駁二大義間2.6キロの開業許可が交通部(交通省)から下りたことが26日明らかになった。高雄市政府捷運工程局は27日、30日に正式開業すると発表した。
高雄ライトレールは第1期区間(籬仔内-哈瑪星間8.7キロ)のうち、籬仔内-高雄展覧館間4.6キロがすでに開業。残りの区間は6月の完成を目指して工事が進められていた。
交通部は15日、高雄展覧館-駁二大義間の視察を終え、始発列車や運行間隔の表記ミス、排水管の不具合などの改善を捷運局に要求。その改善報告が同局から提出されたのを受け、交通部は開業許可を出した。
第1期区間で開業が待たれるのは駁二大義-哈瑪星間の3駅間となった。同局は、9月の第1期区間全線開業を目指すとしている。現在は、高雄メトロ(MRT)オレンジライン、西子湾駅への乗り入れ工事が進められているという。
第2期区間の哈瑪星-車両基地(機廠)間13.4キロは、今年2月から工事を開始。2019年の完成を目指している。