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台湾製の自動運転車両搬入 台中メトロの新たなマイルストーンに

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(台中 30日 中央社)日本から技術移転を受け、台湾での製造が進められている台中メトロ(MRT)の車両1両目が30日、北屯車両基地(台中市)に運び込まれた。車両には自動運転システムが採用されている。台中市交通局の王義川局長は台中メトロの新たなマイルストーンとなったと喜びを示した。年末までには全ての車両の製造組み立てが完了する予定で、来年11月に台中メトロに引き渡され、試験走行が行われる見通し。

王局長によると、台中メトロが購入した全18編成のうち、9編成の製造が鉄道車両メーカー、台湾車両(新竹県)に委託され進められている。日本から材料や部品が提供されているほか、技術者も派遣されており、台湾で品質管理が行われているという。技術移転により車両の品質水準が保たれるだけでなく、メンテナンスを台湾で行うことができ、コスト削減が可能だとしている。

台湾製の車両は今後、台湾車両から毎月運ばれ、今年9月に車両基地への搬入が完了する見込み。日本で製造が進められている9編成のうち、2編成がすでに台湾に到着。残り7編成は9月以降、順次台湾に搬入される予定だという。

現在工事中の台中メトログリーンラインは全長16.71キロで、北屯―烏日間(いずれも台中市)の全18駅を結ぶ。2020年に開業予定。


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