(台北 16日 中央社)女子ゴルフの富士通レディースは15日、千葉県内で最終ラウンドを行い、2位から出た台湾のテレサ・ルー(盧暁晴)が前日首位のイ・ミニョン(韓国)に2打差をつけて逆転優勝を飾った。今季3勝目、通算15勝目で賞金1440万円を獲得した。
ルーはイと2打差の通算9アンダーでスタート。4ホールでイに追いつくと、5ホール目でバーディーを決め、首位に躍り出た。ルーはこの日、6バーディー、1ボギーの67で回り、通算14アンダーの202とした。
30歳になったばかりのルー。誕生日の週に優勝でき、とてもうれしいと喜びを示した。右肩の痛みの影響でこれまで度々優勝を逃していたルーだが、今回はコーチが日本に駆けつけ、フォームを確認。感覚を次第に取り戻せたことが今季3度目の勝利につながったという。