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車ナンバー違法カバー販売容疑で逮捕 京都府警

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車のナンバープレートに装着する違法カバーを販売したとして、京都府警交通捜査課は30日、道路運送車両法違反ほう助の疑いで、舞鶴市京田、会社員の男(37)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。ひき逃げや悪質な交通違反を助長する恐れがあるとして、同法改正により昨年4月からナンバープレート用カバーの使用が禁じられた。改正後、販売者が摘発されるのは全国初。

 大機容疑者は昨年4月以降、インターネットのオークションサイトなどを通じ、右京区の大学生(21)や大阪府茨木市の会社員(22)ら男3人に対し、ナンバープレート用カバーを1個当たり約1万円で販売。それぞれが今年9月上旬~10月上旬、車に装着して走行するのを助けた疑いが持たれている。

 府警は同日までに、車に装着した男3人について、同法違反容疑で書類送検した。いずれも「警察の取り締まりから逃れるために装着していた」などと供述しているという。
 捜査関係者によると、カバーはスモークがかかった暗色で、装着するとナンバーが読みづらくなるという。

 カバーはもともと、泥はねの汚れ防止やファッションなどの目的で販売されてきたが、交通取り締まりを免れるために装着するドライバーも少なくなかった。しかし、透明度が高くても視認性が落ちることが確認され、警察の捜査に支障をきたすとの指摘もあり、昨春、カバーの使用が全面禁止となった。

 ただ、その後もネットなどを通じてカバーを入手できる状態が続いていた。このため、府警はサイバーパトロールなどを通じて購入者や販売元を割り出し、捜査を続けていた。


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