(台北 11日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)が11 日、2018年版カレンダー(壁掛け、卓上各1種)を公開した。壁掛けカレンダーでは鉄道写真家による25枚の写真が収められるほか、公にされないという撮影場所も明かされる。また、卓上カレンダーは絵はがきと割引券も兼ねており、いろいろな使い方が楽しめる。
壁掛けカレンダーには、台湾中を走る各種列車の姿が、毎月タテ・ヨコ1枚ずつあしらわれている。京浜急行電鉄(京急)800形のラッピングが施されていたEMU700型車両など、鉄道ファンにとって魅力的な作品がそろう。今回は撮影スポットが詳しく公開されるため、同じ場所に足を運んで自らカメラを構えるという楽しみ方もできる。1部290台湾元(約1100円)で、600部限定発売。
卓上カレンダーは列車が走る観光地の紹介も加えた構成。台鉄のスーベニアショップなどで割引が受けられるクーポンとしても使え、一定の金額を消費するとプレゼントがもらえるなどの特典もある。1部150元(約560円)で、800部限定発売。
カレンダーの発売開始日は、壁掛け式が12日、卓上式が17日。いずれも台北、松山、高雄各駅の「台鉄夢工場」と台中旧駅の「弁当本舗」で販売される。