(台北 3日 中央社)人気デュオのゆずが2日、台北市内で2度目となる台湾公演を行った。アンコールでは、代表曲「栄光の架橋」の中国語版を初披露し、当日集まったファン約3000人を喜ばせた。
家庭教師をつけて中国語の練習に励んでいたという2人。リーダーの北川悠仁は、冒頭のMCで「我們回來了,我們很想念大家」(帰って来ました。みなさんに会いたかったです)と中国語で伝え、会場を盛り上げた。また、台湾語でのあいさつも披露。観客から発音を正される一面もあった。
公演終盤には、観客がヒット曲「夏色」を合唱する様子が北川のインスタグラムを通じて配信された。超高層ビル「台北101」の模型を手にした北川が「すごい!すごい!」と言いながらファンの歌声に感激する様子が映し出された。
中国語版「栄光の架橋」は同曲のメロディーに台湾の有名作詞家、姚謙氏が歌詞をつけた。台湾でリリースされたアルバムに収録された特別版だという。北川が「人生で初めて北京語で僕たち、『栄光の架橋』を歌ってみたいと思います」と話すと、会場からは歓声が上がった。
台北公演は、11月18日のシンガポール公演を皮切りに行われたアジアツアー「YUZU ASIA TOUR 2017 謳おう -UTAO-」の最終公演として行われた。