京都府警城陽署
京都府警城陽署は12日、警務課所属の40代の男性警部補が、署内で拳銃を分解点検中、実弾1発を発射したと発表した。
けが人はなかった。実弾を装填していない状態で点検するのがルールだといい、同署が経緯を詳しく調べている。
城陽署によると、警部補は12日午前10時10分ごろから拳銃庫で「精密手入れ」と呼ばれる年1回の分解点検を始め、約45分後に最後の拳銃の点検を終了。引き金を正常に引けるかどうか確認するため、天井に向けて1丁の引き金を引いたところ、実弾が発射されて天井にめり込んだという。
拳銃は5発装填(そうてん)するタイプで、4発が残っていた。
同署の竹下浩之副署長は「職員の指導・教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。