(台北 12日 中央社)陸軍航空特戰指揮部は11日、米国から購入した軍用ヘリコプター「ブラックホーク」突撃部隊の創設式典を中部・台中市の基地で行った。同部によれば、ブラックホークは異なる環境に対応でき、空中突撃や負傷兵の後送、物資の運搬などに使われる。先進的な電子システムを搭載しており、戦地での生存能力や性能の増強を図るという。
台湾は米国からブラックホーク60機を購入。うち32機の引き渡しがすでに完了しており、26機が台中市にある部隊「602旅団」に配属された。他6機は内政部(内務省)空中勤務総隊に配属され、山岳や海上での捜索、救助に活用されている。
60機の購入総額は約847億台湾元(約3200億円)。残り28機は、2020年までに順次、台湾に引き渡される予定。
輸入時の様子