18日に開かれた中華文化総会の会合の模様
(台北 19日 中央社)台湾の非政府組織(NGO)、中華文化総会は来年、台湾文化を紹介するイベントを東京で開催する。展覧会、マーケット、音楽の3つの要素を合わせて新しく輝く台湾の文化ブランドを打ち出すことで、台湾の新たな文化パワーを東京に紹介する。
同会は台湾文化の振興を図る団体で、総統が会長を務める。第7回執行委員・諮議委員会第3次会合が18日、台北市内で開かれ、来年の事業計画と予算が確認された。
東京でのイベントは、来年9月20日に東京ビッグサイトで開幕する旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」に合わせて開催する予定。2020年の東京五輪を前に文化的な下慣らしとする。
このほか国内では来年4月、「城南」と呼ばれる台北市中心部南側の文化や学術の香りが漂うエリアを舞台に、散歩や読書、音楽、演劇に関連する一連の催しを開く。また、今年公開して好評を得た台湾の伝統工芸や現代芸術の職人、アーティストを紹介する短編ドキュメンタリー「匠人魂」の第2シリーズも制作する。