蒸気機関車(SL)の先頭部分を車庫から屋外に出して展示する、新年恒例の「SL頭出し」が2日、京都市下京区の京都鉄道博物館で始まった。鉄道ファンや帰省中の親子連れらが、迫力ある真っ黒な車体を間近に観察し、撮影を楽しんだ。
1880(明治13)~1948(昭和23)年に製造され、同館が保管する23両のうち日本最大の旅客用「C62型1号機」など13両が、扇形車庫から約5メートル外に出された。
東京都から長浜市の祖父母の家を訪れていた森将太郎君(11)は「いろんな種類の車体を一度に見られてうれしい」と話していた。
8日まで。入場料が必要。