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台湾東部地震 4人死亡 日本人2人がけが 倒壊ビルで救出急ぐ

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地震で大きく傾いた「雲門翠堤大楼」



(台北 7日 中央社)東部・花蓮県近海で6日深夜に発生したマグニチュード6.0の地震の死者は4人になった。負傷者は200人以上に上っている。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によれば、病院で治療を受けている負傷者には日本人2人が含まれるという。倒壊したビルには取り残されている人もおり、消防や警察、軍などは救出活動を急いでいる。

傾いたり、倒壊したりした建物は計4棟確認されている。いずれも花蓮市内。最も被害が大きいのは店舗や住居が入る「雲門翠堤大楼」。12階建てで、下層階に火鍋店やホテルが入居し、3階以上は住宅フロアとなっている。2階以下が押しつぶされ、地震発生直後よりも傾きは徐々に大きくなっているという。傅コンキ花蓮県長によれば、同ビルでは147人と連絡が取れていない。(コン=山へんに昆、キ=草かんむりに其)

ホテル「統帥大飯店」では従業員2人が閉じ込められている。救助隊は7日午前、探知機や捜索犬を投入。探知機で生体反応が感知されたほか、壁を叩く音も聞こえており、救出活動を進めている。その他2棟に閉じ込められた人はいないという。国防部(国防省)は陸軍花東防衛指揮部から595人を派遣し、雲門翠堤大楼と統帥大飯店で重点的に捜索に当たっている。

中央災害対策センターによれば、一部の道路は通行止めとなっている。省道台8線の大禹嶺―太魯閣間、台11線の花蓮大橋北端の取り付け道路は落石や隆起のために通行が禁止された。

7日午前、花蓮で報告を聞き取った蔡英文総統は「いかなる救命と救助のチャンスも諦めてはならない」と救助隊を激励した。



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