前線通過で、雨となる北部台湾
(台北 25日 中央社)中央気象局によれば、25日は前線が台湾を通過し、北東の季節風が強まるため、北部や東部では気温が低下し、冷たい雨が降る。中部や南部の山地でも所によって一時雨となる。27日は天気が回復し、気温が上昇するが、28日には再び前線が通過するため、大気の状態が不安定となる。気象局は季節の変わり目で天気が変わりやすくなっているとして、最新の気象情報に気を配るよう呼び掛けている。
25日の各地の最高気温は北部19度、中部26度、南部30度、東部25度。最低気温は北部で15度、それ以外の地域では17~19度まで下がる見込みで、中部や南部では昼夜の寒暖差が大きくなる。
26日も季節風の影響で、北部や北東部では涼しく感じられる。北部や東部、それ以外の地域の山地などで一時雨となる。27日は広い範囲で曇りや晴れとなり、最高気温は各地で25度を上回ると予想されている。
28日は前線の影響で、台湾全土でにわか雨の可能性があり、雷雨となる恐れもある。中部以北や北東部では強い雨となる所もあり、注意が必要だという。