京都市美術館(左京区)で開催中の「ダリ展」(読売新聞社など主催)の来場者が10日、10万人を突破し、記念式典が行われた。
10万人目となったのは千葉県佐倉市の会社員佐藤裕美さん(47)と長男の楓かえでさん(15)、おいの木村光琉ひかるさん(14)。島崎俊樹副館長から記念品が手渡された。
同展は20世紀を代表するスペインの芸術家、サルバドール・ダリ(1904~89年)の国内最大規模の回顧展。ダリが手がけた絵画や彫刻、映像作品など約190点を展示している。
裕美さんは「ダリの作品を間近で鑑賞するのは初めてなので楽しみです」と話していた。
9月4日まで。月曜休館。一般1600円、高校・大学生1100円、小中学生600円。問い合わせはハローダイヤル(050・5542・8600)。