こたつを囲んで座る男女4人組を注意する警察官
(2月25日、左京区の百万遍交差点、読者提供)
京都大近くの京都市左京区の百万遍交差点の真ん中で2月25日夕、若い男女4人組がこたつを囲んで鍋をしていたことが、京都府警への取材でわかった。
110番通報を受け署員が駆けつけると、名乗らずに京大内へ消えた。車の通行量が多い交差点での愚行で、府警は道路交通法違反(道路における禁止行為)容疑で捜査している。
下鴨署によると、交差点でこたつを囲んでいたのは約10分間で、うち1人は拡声機を手に大声を出していた。署員が注意すると少し争う姿勢をみせたが、間もなくこたつをリヤカーに乗せて立ち去った。大事故につながりかねない危険な行為とみて、身元の特定を進めている。
京大ではこの日、2次試験があり、約7600人が受験していた。広報課は「京大の学生かはわからない。警察の捜査を待ちたい」と話す。