見頃を迎えた「モモザクラ」(京都市北区・平野神社)
京都市北区の平野神社で早咲きの「モモザクラ」が見頃を迎えている。青空の下、春の訪れを告げるかのように白い花が咲き誇り、参拝客の目を楽しませている。
モモザクラは、中国原産で「唐実桜」の別名。同神社の境内には、花が咲くと京都の花見の始まりを告げるという「サキガケザクラ」や八重咲きの「ヒラノナデシコ」、5月初旬に見頃の「ツクバネザクラ」など60種400本のサクラが植えられている。
ここ数日の好天で一気に開花した。友人と観光で訪れた東京都あきる野市の乙訓麻衣さん(27)は、「花は梅と桜の中間のようで、小ぶりでかわいい」と見上げていた。18日ごろまで楽しめるという。