世界選手権を終えて帰国した友野(左)と宮原=大阪空港
フィギュアスケートの世界選手権で女子の銅メダルを獲得した宮原知子(関大・木下グループ、京都市中京区)と男子5位の友野一希(同大)が27日、開催地のイタリア・ミラノから帰国し、大阪(伊丹)空港で取材に応じた。宮原は「試合自体は悔しい試合だったけど、シーズン通して一年乗り切ったとやりきった感があって充実していた」と穏やかな表情で語った。
宮原は平昌五輪で4位入賞し、世界選手権は2015年以来の表彰台に立った。「演技はよくなかったが、結果はよい結果として受け止め、ここまで頑張れたことに感謝したい」と話した。
友野は羽生結弦(ANA)に代わって急きょ出場し、自己ベストを大幅に更新。「自分の実力が出しきれた試合だった。予想以上に順位が伸びてうれしかった」と充実した表情を見せた。
シニア1年目を振り返り「自分が思っている以上にアピールできた。結果を出せたことが収穫になったし、今後の自信につながる」と話し、さらなる飛躍を誓った。