京商ビル(中京区)
京都商工会議所は27日、新拠点「京都経済センター(仮称)」(京都市下京区)への来春移転に伴う京商ビル(中京区)の土地売却収入が約70億円に上ると明らかにした。売却先は関電不動産開発(大阪市)で、跡地にホテルを建てる予定。
売却するのは京商ビルと駐車場を合わせた敷地約2500平方メートル。この日の通常議員総会で、2017年度決算で手付金として7億100万円、18年度予算で売却収入63億900万円をそれぞれ計上することが報告された。経済センターの建物取得費や移転関係費などの支出20億3600万円を差し引いた後の45億8500万円を翌年度に繰り越す。
関電不動産開発は、京商ビルに隣接する金光教烏丸教会の一部敷地約560平方メートルも取得。京商ビル跡地も合わせて宿泊主体型ホテルを一体的に整備する計画だ。