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日本、国際医療における台湾の貢献をHPで紹介 外交部が謝意表明

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(台北 18日 中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は16日、外交部(外務省)と衛生福利部(衛生省)が共同で開設した台湾の国際医療協力を紹介するウェブサイト「Leave No One Behind」と台湾で治療を受けたベトナム人少女の実体験を描いた短編動画「ロアンちゃんの作文」を同会のホームページで紹介した。外交部は17日、書面を通じ、日本側に対する謝意を表明した。

外交部と衛生福利部は今年5月に開催される世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)への参加に向けて準備を進めている。外交部は3月31日に短編動画を、4月2日にウェブサイトをそれぞれ公開。台湾のWHAへの参加の重要性や国際医療における貢献を世界に向けてアピールしている。

同サイトでは、誰もが適切な医療を負担可能な費用で受けられるようにする国際的な目標「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の実現に向けた台湾の取り組みや生物医学技術の発展などについて写真や動画を交えて紹介。中国語版のほか、英語版も公開されている。

動画は、左足に血管奇形を患っていたベトナム人の少女、ロアンちゃんが台湾で手術を受け、歩けるようになるまでの過程を本人や両親が出演して再現したもの。英語や日本語など複数言語の字幕版が制作され、これまで米国務省東アジア・太平洋局や米国在台協会、ドイツ在台協会などが交流サイト(SNS)に投稿するなどしている。

外交部は日本への謝意を示す書面で、WHOに対し、台湾の貢献に対する世界各国の評価を正視するべきだとした上で、陳時中・衛生福利部長(衛生相)をWHAに招請するよう呼び掛けている。

台湾は2009年から8年連続でWHAへのオブザーバー参加を続けてきたが、昨年は中国大陸の圧力により招請されず、出席がかなわなかった。


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