台湾で行われたテレビドラマ「智子之心」の記者発表会。
その後、2話だけ放送し、中止となった
台湾の民放テレビ局が先週放送を始めた日本統治時代を扱った連続テレビドラマがわずか2話だけで放送中止となった。15日付の台湾紙、自由時報は中国からの批判に配慮して放送を中止したとの見方を伝えた。.
ドラマは「智子之心」とのタイトル名で、日本統治時代の台湾で日本軍に看護婦として従軍した実在の女性を主人公にした内容。全35話で撮影も終わっていた。10日の放送開始直後に中国のメディアなどが「日本軍を美化しており媚日だ」と批判、11日に第2話を放映後、第3話からはほかのドラマに差し替えられた。.
ドラマを放送した「大愛テレビ」は仏教系の慈善団体「慈済基金会」が運営するテレビ局で、「(放送中止と)政治は無関係だ」としている。(台北共同).