世界の都市リスク、台北は4位 トップは東京=英ロイズ
台北のランドマーク「台北101」
(台北 6日 中央社)世界有数の保険市場、ロイズ・オブ・ロンドンが6日発表した都市リスク指標で、台北は4位だった。最大の脅威は熱帯性暴風で、被りうる経済的な影響を示すGDP(国内総生産)リスク量は79億7000万米ドル(8774億円)に上ると推定された。リスクが最も高い都市は東京だった。
同指標は、ロイズがケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール内ケンブリッジ・リスク研究センターと共同で作成。世界主要279都市を対象に、人為的災害や自然災害の22の脅威によって予想される損害の規模と発生確率を予想し、それらを総合してランク付けした。
台北のGDPリスク量総額は128億8000万ドル(1兆4168億円)。台北のGDPは1799億8000万ドル(19兆7978億円)で、GDPリスク量はGDPの7.16%に相当する。主要な脅威は熱帯性暴風に次いで地震(19億1000万ドル)、国家間紛争(6億2000万ドル)だった。
1位だった東京のGDPリスク量は243億1000万ドル(2兆6741億円)。国家間紛争のリスクが89億8000万ドル(9878億円)と最も高く、北朝鮮周辺の脅威が増したことが理由として指摘された。
台北のランドマーク「台北101」
(台北 6日 中央社)世界有数の保険市場、ロイズ・オブ・ロンドンが6日発表した都市リスク指標で、台北は4位だった。最大の脅威は熱帯性暴風で、被りうる経済的な影響を示すGDP(国内総生産)リスク量は79億7000万米ドル(8774億円)に上ると推定された。リスクが最も高い都市は東京だった。
同指標は、ロイズがケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール内ケンブリッジ・リスク研究センターと共同で作成。世界主要279都市を対象に、人為的災害や自然災害の22の脅威によって予想される損害の規模と発生確率を予想し、それらを総合してランク付けした。
台北のGDPリスク量総額は128億8000万ドル(1兆4168億円)。台北のGDPは1799億8000万ドル(19兆7978億円)で、GDPリスク量はGDPの7.16%に相当する。主要な脅威は熱帯性暴風に次いで地震(19億1000万ドル)、国家間紛争(6億2000万ドル)だった。
1位だった東京のGDPリスク量は243億1000万ドル(2兆6741億円)。国家間紛争のリスクが89億8000万ドル(9878億円)と最も高く、北朝鮮周辺の脅威が増したことが理由として指摘された。