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大手ホテルチェーンの会長が辞任 背景に不倫報道/台湾

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大手ホテルチェーンの会長が辞任 背景に不倫報道/台湾


頼英里氏 

(台北 28日 中央社)高級ホテル「シェラトングランド台北ホテル」(台北喜来登大飯店)などを手掛けるマイ・ハンブル・ハウス・ホスピタリティー(寒舍餐旅管理顧問)の頼英里董事長(会長)が27日、辞任を発表した。同日付で退任した。「個人的な理由」と説明している。頼氏をめぐっては今年5月、葬儀大手「龍巖」の李世聰総裁との不倫疑惑が報じられていた。

頼氏はかつて、フルート奏者として活躍。長い髪と清楚なイメージで“フルート姫”とも呼ばれ、美女音楽家として名を馳せた。PC小売店「NOVA資訊広場」創業者、鍾瓊亮氏との約6年間の結婚生活を経て、2000年に寒舍グループの蔡辰洋董事長(当時)と再婚。結婚を機に音楽界からは徐々に遠ざかった。同グループは2002年にホテル業に参入し、頼氏は2010年に開業した「ル・メリディアン台北」(台北寒舍艾美酒店)や2013年オープンのハンブルハウス台北(寒舍艾麗酒店)の空間デザインを手掛けてきた。

頼氏は夫の辰洋氏が2016年1月に心筋梗塞で死去する前の2015年末に董事長に就任。美学や文化、芸術を経営の特色とし、差別化を図ってきた。董事長在任中には台湾証券取引所への上場を果たしたほか、同社初の温泉ホテル「ムーホテル礁渓」(礁渓寒沐酒店)をオープンさせ、大きな功績を残した。

だが、既婚の李総裁と2人で九州を旅行している姿をゴシップ誌に捉えられ、イメージが失墜。メディアによる追及を避け、今月8日の株主総会には出席しなかった。


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