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台中駅広場完成 旧駅遺構と新駅が共存 旧市街地再生に期待

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リニューアル工事を終え、供用が開始された台中駅広場 

(台中 3日 中央社)鉄道高架化に伴い進められていた台中駅広場のリニューアル工事が完了し、3日、供用開始式が開かれた。広場の周辺には、日本統治時代に建設された一代目駅施設の遺構と国定古跡に登録されている二代目駅舎、2016年に開業した三代目新駅舎が共存する。林佳龍市長は、台中は鉄道によって生まれた都市であり、駅前広場は台中という座標の原点だとし、駅周辺の旧市街地の再生に期待を寄せた。

同市では台湾鉄路管理局(台鉄)の后里―烏日間21.7キロの連続立体交差事業が進展している。全10駅のうち、2016年10月には台中駅を含む既存駅5駅の高架化が完了。残る新設5駅については今年10月の完成を目指している。

台中駅は1905(明治38)年に開業し、1917(大正6)年3月31日にバロック様式を採用した二代目駅舎が完成。二代目駅舎は鉄道の高架化に伴い、2016年に本来の役目を終えた。


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