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桃園市、空港周辺と市中心部結ぶ鉄道建設に着手へ 25年開通

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桃園市、空港周辺と市中心部結ぶ鉄道建設に着手へ 25年開通


桃園メトロの路線図=桃園市捷運工程局HPより 

(桃園 6日 中央社)北部・桃園市で新たな鉄道計画が本格始動する。同市政府は5日、桃園メトロ(MRT)空港線と市中心部を結ぶグリーンラインについて今年10月に起工すると発表した。同市が独自に手掛ける最初の鉄道で、2025年の開通を目指すとしている。鄭文燦市長は、台北市と新北市、桃園市の3市を1時間でつなぐ生活圏の確立に期待を寄せた。

グリーンラインは全長27.8キロで、桃園国際空港がある大園区や市中心部の桃園区など4つの区にまたがる路線。この日は、信号・通信システムの契約記者会見が行われた。列車制御システムは独鉄道製造大手シーメンスに発注し、同社の信号保安技術「CBTC」が採用される。車両は全自動無人運転となる見通し。

同市では、桃園駅を通る台湾鉄路(台鉄)の鉄道地下化やグリーンラインの延伸、同市と新北市を結ぶブラウンラインの建設など、複数の鉄道計画が進められている。鄭市長はこれらにも言及し、桃園・中レキ・空港エリアの市内3大都市圏を結ぶ環状鉄道システムを構築する方針を示した。(レキ=土へんに歴、木を禾に)

空港線は台北市内から新北市を通り、桃園国際空港を経由して桃園市中レキ区までをつなぐ路線。昨年3月に開業した。


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