対中国大陸担当トップが訪米へ 具体的な訪問内容公表せず
大陸委員会の陳明通主任委員
（台北 6日 中央社）台湾の対中国大陸政策を担当する大陸委員会は5日、陳明通主任委員（閣僚）が16日から23日までの日程で米国を訪問すると発表した。訪米中の具体的な訪問先については、公表しない方針を示した。
同委員会の邱垂正報道官がこの日の定例会見で明らかにした。邱報道官によれば、陳氏はワシントンとニューヨークを訪れ、シンクタンクの国際学術シンポジウムに出席するほか、基調講演を行い、政府の両岸（台湾と中国大陸）政策について説明する。
ワシントンでは、米行政機関の重要官僚やシンクタンクの研究者、在米台湾人と面会する予定。両岸政策や両岸関係の発展の現況について説明し、双方が関心を寄せる問題に関して意見を交わすという。だが、訪問する公的部門や面会相手の階級については、台米の外交、政治における暗黙の了解に基づき公表しないと述べた。また、同委員会の主任委員が外国に出向き、政府の政策を説明するのは正常で、定例的なものだとし、関連のスケジュールもまだ最終的な確定はなされていないと強調した。
大陸委員会の陳明通主任委員
（台北 6日 中央社）台湾の対中国大陸政策を担当する大陸委員会は5日、陳明通主任委員（閣僚）が16日から23日までの日程で米国を訪問すると発表した。訪米中の具体的な訪問先については、公表しない方針を示した。
同委員会の邱垂正報道官がこの日の定例会見で明らかにした。邱報道官によれば、陳氏はワシントンとニューヨークを訪れ、シンクタンクの国際学術シンポジウムに出席するほか、基調講演を行い、政府の両岸（台湾と中国大陸）政策について説明する。
ワシントンでは、米行政機関の重要官僚やシンクタンクの研究者、在米台湾人と面会する予定。両岸政策や両岸関係の発展の現況について説明し、双方が関心を寄せる問題に関して意見を交わすという。だが、訪問する公的部門や面会相手の階級については、台米の外交、政治における暗黙の了解に基づき公表しないと述べた。また、同委員会の主任委員が外国に出向き、政府の政策を説明するのは正常で、定例的なものだとし、関連のスケジュールもまだ最終的な確定はなされていないと強調した。