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まんが甲子園、台湾からは台中第一高校が出場へ 日韓星の高校と腕競う

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まんが甲子園、台湾からは台中第一高校が出場へ 日韓星の高校と腕競う


来月の「まんが甲子園」本選での健闘を誓う台中第一高校の生徒ら 

(台北 10日 中央社)高知県で今夏に開催される「第27回全国高校漫画選手権大会」(まんが甲子園)の本選に出場する台湾の代表校が10日、台北市内のホテルで発表され、台中市立台中第一高級中等学校(高校)が選出された。来月4日と5日に行われる本選で日本や韓国、シンガポールの代表32校と漫画の腕を競う。

まんが甲子園は、漫画を文化資源としてPRするのを目的に高知県が1992年から実施しているイベント。今年の予選では「フェイクニュース」と「仮想○○」のテーマから1つ選び、B4サイズ1ページの作品を制作することが求められた。日本の国内外301校から応募があり、台湾からの応募は19校だった。本選へは日本30校に加え、台湾、韓国、シンガポールから1校ずつ出場する。

台中第一高校は「仮想○○」をテーマに、ペットのイヌがVR(仮想現実)の世界でヒーローになる想像をめぐらす様子を描いた。絵や文字の細かさのほか、日本語のセリフが一切なくてもストーリーが理解できることが評価されたという。高知県文化生活スポーツ部の門田登志和部長は、台湾の漫画のレベルは非常に高く、プロの漫画家の審査員たちも選ぶのに大変苦労したと語った。

選ばれたのは同校のアニメ・漫画部に所属する男子生徒5人。生徒への指導を担当する講師の郭志宏さんは、本選出場への通知を受け取った瞬間、生徒たちはしばらく興奮が収まらなかったと話す。本選に向けては、各メンバーの得意とする技術を伸ばす特訓を行っていくと意気込みを示した。


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