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国際的な女性団体、台中にアジア太平洋本部を設置へ

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国際的な女性団体、台中にアジア太平洋本部を設置へ


覚書調印式に出席する林佳龍・台中市長(左から2人目)ら 

(台中 13日 中央社)自由主義の支援を行う国際団体「国際自由女性ネットワーク」(INLW)が、中部・台中市内のINGO(非政府間国際機構)センターにアジア太平洋本部を設置する。同市の林佳龍市長は12日、市庁舎でINLW代表と覚書締結の調印式を行い、都市を主体としたパブリックディプロマシー(広報文化外交)を通じて同センターの国際化が進むことに期待を示した。

同センターは、1950年代に戦後初のニュータウンとして建設され、台湾省の職員宿舎が設けられた光復新村に位置する。同市は古い官舎を修復・再利用するプロジェクトの一環として、若手クリエーターらを集め、創作活動や起業を後押しする一方で、国内外のNGO交流を目的とする同センターを設立、入居者の誘致にも取り組んできた。

林市長は、同センターには現在、ドイツ連邦救助犬協会(BRH)やドイツ災害救助隊(I.S.A.R.Germany)、台中市政府消防局災害救助犬チームなど5団体が入居しているほか、ユニセフ(国連児童基金)も米国の社会奉仕団体「国際キワニス」と共同で台湾支部を設ける予定であると紹介。若手クリエーターの活動の場であると同時に、国際交流の拠点にもなっていることをアピールした。

INLWは、世界の自由主義政党の連携を目指す国際組織「自由主義インターナショナル」(LI、本部・ロンドン)傘下の女性団体で、アフリカ、欧州、南米、アジア太平洋地域などに支部を持つ。林市長が所属する民主進歩党(民進党)はLIのメンバー。また、台中市のINGOセンターがLIの議長を国際アドバイザーに招聘するなど、つながりが深い。


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