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台中市、正式に中止撤回申し立てへ 中止決定の東アジアユース/台湾

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台中市、正式に中止撤回申し立てへ 中止決定の東アジアユース/台湾


報道陣の取材に応じる台中市の林佳龍市長 


(台中 26日 中央社)台中市の林佳龍市長は26日、同市で来年開催予定だった東アジアユースゲームズの中止決定について、東アジアオリンピック委員会に中止見直しの申し立てをする方針を明らかにした。教育部(教育省)体育署や台湾の中華オリンピック委員会と話し合った上で正式に提出するという。市内の小学校の改築工事起工式に出席した後、報道陣の取材に答えた。

林市長によると、申し立ての理由は(1)大会憲章に違反(2)台中市に理事会開催の事前通知が無かった(3)台中市は理事会欠席(4)中止の具体的な理由が示されておらず、契約に違反―の4点。

台中市は開催中止に関する多数決がとられた24日の理事会について、事前に通知を受け取っておらず、会議の場で説明や答弁をする機会を与えられなかったという。

林市長は、オリンピックの精神は戦争中の両者であっても武器を置き、競技場では平和的に試合をすることであり、とりわけ両岸関係にも当てはまると言及した上で、「われわれはオリンピックの精神を支持し、選手が出場する権利を守る」と述べた。

東アジアオリンピック委員会は24日に北京で臨時の理事会を開き、中国主導の多数決で2019年8月に台中市での開催を予定していた第1回東アジアユースゲームズの中止を決めた。台湾の市民団体が「台湾」名義での国際スポーツ大会や東京五輪への出場を目指す国民投票実施に向けて活動を行っていることを中国が問題視したという。


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