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幸四郎一家3代で「勧進帳」 3年ぶり南座で顔見世

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襲名披露する(右から)松本白鸚さん、幸四郎さん、市川染五郎さんの3代


         

耐震改修を経て約3年ぶりに新開場する南座(京都市東山区)の幕開けを飾る11月の「顔見世興行」(1~25日)の演目や配役が28日発表された。松本幸四郎一家3代の襲名披露が眼目となり、史上初という一家3代による「勧進帳」など昼夜で計8演目をそろえた。今年は新開場を記念して22年ぶりに11月から2カ月連続の顔見世となり、座組を変える12月の演目や出演者は9月ごろ発表される。

 11月は幸四郎改め二代目松本白鸚(はくおう)(75)、市川染五郎改め十代目松本幸四郎(45)、松本金太郎改め八代目市川染五郎(13)という「高麗屋」3代がそろう。

 襲名披露演目は、昼の部で、幸四郎・染五郎親子として初めて挑む「連獅子」、白鸚が家の芸「鈴ケ森(すずがもり)」を見せる。口上は夜の部にあり、3人と坂田藤十郎、片岡仁左衛門だけが並ぶシンプルな形にする。

 同じく夜の部の「勧進帳」は、幸四郎が弁慶、白鸚が富樫、染五郎が義経という3代がそろう。

(京都新聞)


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