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英議会の親台派議員連盟、東アジアユース開催権回復に支持表明

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英議会の親台派議員連盟、東アジアユース開催権回復に支持表明



台中で開催予定だった東アジアユース大会の復活を支持する
英国のデニス・ローガン上院副議長(左)とナイジェル・エバンス下院議員


(ロンドン 2日 中央社)英国と台湾の関係促進を図る英議会超党派の「英台議員連盟」の共同会長、ナイジェル・エバンス下院議員とデニス・ローガン上院副議長の両氏は1日、共同声明を発表し、台中市政府が東アジアユースゲームズの開催権回復の申し立てを行ったことへの支持を表明した。

両氏は東アジアオリンピック委員会(EAOC)が先月24日、台中で来年開催予定だった同大会の中止を決めたことに遺憾を表明した上で、この決定は参加する9の国・地域の2300人の選手や代表団メンバーの権益を軽視しただけでなく、オリンピックの精神やEAOC憲章に明記される「東アジアのオリンピック」という主旨にも反すると指摘した。

台中市が契約書に違反しておらず、EAOCも開催権を取り消した理由を説明していないことや、スポーツには国境がなく、各国や人々の相互理解を促進する役割を果たす点にも触れ、大会の開催が迫る中でEAOCが中国の圧力で開催権を取り消したのは台中市にとっては不公平だと批判した。

中国政府は長年にわたり、様々な形で台湾の国際的な場を圧迫していると言及した上で、海外の航空会社に対する「台湾」の呼称変更強要や今回の件を挙げ、中国の政治的意図による圧力は政治以外の領域にも広がっていると指摘した。また、選手の権益を保障し、オリンピックの精神を守るため、EAOCに対し、台湾との友好的な話し合いを通じて早急に問題を解決し、台中の開催権を回復させるよう呼び掛けた。

駐英国台北代表処(大使館に相当)によれば、林永楽駐英代表(大使に相当)がすでに英台議員連盟の共同会長両氏とすべての所属議員に対し、感謝を伝えたという。


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