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広島原爆の日、祈り続ける鐘 京都・智積院で法要

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広島原爆の日、祈り続ける鐘 京都・智積院で法要


原爆投下時刻前に犠牲者を追悼し世界平和を祈る法要(6日午前8時9分、智積院)


         
 広島は6日、被爆から73年の「原爆の日」を迎えた。京都市東山区の智積院(真言宗智山派総本山)では6日朝から、「平和の鐘法要」が営まれた。小峰一允化主(けしゅ)(85)らが原爆犠牲者の追悼と世界平和への思いを込めて法要を営み、鐘を突いた。

 午前8時すぎ、境内の鐘楼堂南側に設けられた祭壇前に僧侶ら約30人が集まった。般若心経を読んだ後、「南無世界平和 万民豊楽(ばんみんぶらく)」と唱え、戦争のない世界を祈願した。

 原爆投下時刻の午前8時15分に合わせて小峰化主らが鐘を3回突いた。僧侶や参拝者は、せみ時雨と鐘の音がこだまする境内で静かに合掌していた。

(京都新聞)


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