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「辛すぎる」青トウガラシ料理、挑戦して 京都の激辛商店街

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「辛すぎる」青トウガラシ料理、挑戦して 京都の激辛商店街


「麒麟園」のマーボー豆腐



激辛初心者でも楽しめる青唐辛子を使ったギョーザ(向日市向日町・一来一来)



「うまかろう」の姿焼きペペロンチーノ


         
辛すぎて流通経路に乗らない北海道産の青トウガラシを使用したギョーザやマーボー豆腐などの激辛メニューの提供を、向日市激辛商店街に加盟する4店舗が始めた。生産者側からの相談を受けての企画で、同商店街は「実際に提供するメニューは、激辛初心者でも十分に楽しめる辛さ。ぜひ多くの人に挑戦してほしい」と呼び掛けている。

 今回のメニューで使用している青トウガラシは、北海道では「激辛なんばん」とも呼ばれ、そのまま焼いたり、みその材料などにして食べられている。農家による栽培も行われているが、辛みがきつく一般小売店では扱いにくいため、北海道のホクレン農業協同組合連合会が販路拡大のためのアイデアを同商店街に求めていた。

 各店舗が試行錯誤を重ねて開発し、提供するのは「一来一来」(向日町)のギョーザと「麒麟園」(寺戸町)のマーボー豆腐、「珉珉向日町店」(同)の青トウガラシと鶏肉の甘酢あんかけ、「うまかろう」のペペロンチーノの4種類。

 いずれも調理段階で辛みを抑えており、激辛の入門編として比較的多くの人が楽しめるという。

 一来一来のギョーザ(1人前378円)は、ペースト状と刻んで小さくした青トウガラシを使用した。店長の彌三川(やさかわ)能行さん(49)は「辛さはそれほどでもなく、独特の酸味を生かして仕上げた。おいしいトウガラシなので、多くの人に試してもらいたい」と話している。

 メニューの提供は各店とも8月31日まで。


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