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大陸委、親中姿勢の金門県副県長を批判

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大陸委、親中姿勢の金門県副県長を批判


     大陸委員会の邱垂正報道官      
         
(台北 10日 中央社)金門県の呉成典副県長が8日、中国メディアの取材に応じ、中国が打ち出す「一国二制度」の同県への適用を歓迎する考えを示した。これを受け、台湾で対中政策を主管する大陸委員会の邱垂正報道官が9日の定例記者会見で「自治体の専権事項でないし、県民の意思を尊重する必要もある」とした上で、「『一国二制度』は、大多数の県民が望むものでないと信じる」と述べた。

呉副県長は「中国評論通訊社」の取材で、一国二制度の適用のほか、金門の目と鼻の先にある中国福建省アモイとの合同生活圏の形成推進にも意欲を示している。

かつて砲弾が飛び交う国共内戦の最前線だった金門。だが、2001年にアモイとの間にフェリー航路が開設されたのをきっかけに、中国人も観光で訪れるようになった。

対中融和路線を掲げた馬英九政権時代の2015年には、福建省からの給水で中国と合意し、今月5日に通水式が行われた。式典を巡り、先月24日に中国の圧力により、台湾で開かれる予定だった国際スポーツ大会が中止となったこともあり、大陸委が延期を求めるも、県側は聞き入れなかった。


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